”めい”が”トトロ”に初めて出会ったあのシーン…”トトロ”のような建築をつくり”めい”のようにクライアントをワクワクさせたい…大島功市建築研究所でお茶でも飲みながら建築のお話しませんか!!!
ヤマザキアパートメント
■所在地 墨田区太平
■設計監理 大島功市建築研究所
大島功市 山崎真美
■設計期間 0009〜0103
■竣 工 0112
■主体構造 鉄筋コンクリート造(壁式構造)
■階数 地上3階
■敷地面積 112.46u
■建築面積 78.56u
■延床面積 219.20u
■主要用途 集合住宅
■構造設計 鈴木構造設計
■機械設備設計 鼎建築設備計画
■電気設備設計 設計工房アヴァンセ
■施工会社 大友建設
★月刊ハウジング編集HOUSING”東京で家を建てる2006夏に掲載されました。
幹線道路から70m程入った場所に、ヤマザキアパートメントは位置する。
敷地及び周辺地域は昔からの工場も残る準工業地域で、東京下町の要素を持つ場所である。
その場所に、地上3階建のクライアント住居も含む集合住宅を設計した。
1階にクライアントの住宅、2・3階に大小の賃貸ワンルームを7戸用意した。
廻りには高いビルも多く存在し、日照も決して良い条件ではないが、
全ての住戸には、中央に配したコートから光・風・水の自然要素を取り込む計画とした。
建物は、吹き抜けを持つコートを挟んで2つのコンクリートの箱が建つ形状を持ち、外階段がつなぐ構造となっている。
宙に浮いたような階段にし、コンクリートの強さと見た目の不安定さをイメージした。
2つの箱は半層ずれたスキップ形状でつながる。
34坪の小さな敷地に豊かな空間構成を目指し、外観は単純な箱であるのに対し内部は豊かな空間を持つようにした。
今の集合住宅はあまりにもプライバシーが守られ、昔あった住人間の交流がなくなり寂しく思う。
交流を願って建物の中心に、階段・コートを配した。
この吹き抜け空間が、少しでも人々に交流をもたらしてくれれば嬉しく思う。
(大島 功市)
2001年に完成したヤマザキアパートメント…15年が経ちました…
近所の様子も風変わりして…同じようにマンションが建ったり…スカイツリーが見えたり…
汚れてはいますが…それも年月を刻んだ証です…感無量の美しさがあると感じました…
今回はクライアントお母さんからお電話を頂き、外部廻りの改修工事をすることになりました…
自分も15才年をとって…今でも連絡をくれることに感謝感謝感謝です(^^ゞ
久しぶりに訪問しました!!!
8年経ったコンクリート打放しです〜我ながら...まだまだ美しい(笑)
ブナの木が紅葉してました...
密集地の中の緑は良いものです...
業平の打合せで墨田区に行った際に寄りました。
実は業平のクライアントの現在の住まいがヤマザキアパートメントの向かいにあります(笑)
びっくり...工事中から知っていたとの話を聞きまたびっくり...世間は狭い...
住人が入れ替わるため、クリーニング前に久し振りにお伺いしました!!
今年の年末で7年になりますが...相変わらず変わらず美しいコンクリート打放しとシナベニヤでした...質素で...静かで...そんな風に佇んでました...
綺麗に使ってくれた先住人の方々に感謝です...
そのままむき出しの素材...コンクリート・シナベニヤ、塗り替えしながらメンテナンスしていくスチール...
ビニールクロス等の工業製品は、そのようなMONO達にはかなわないなと...印象を受けました!!
そして...あまりの可愛さに...愛車ヴィッツを屋上から撮ってしまいました(笑)
2年前に亡くなられたお父さん〜活版印刷職人/山崎眞男(サンキ印刷)〜が「活版凹凸フェスタ」にて「サンキさんの残したカタチ」という特別企画展示で紹介されました。
ヤマザキアパートメントの建て替えの時に、今まで印刷で使ってきた機器・道具を譲り受けてくれた...
カメラマン”大沼ショージ”そんな人が企画してくれました。そして...現在それらの活版機材を用いて「凹凸舎」という活版印刷局を主宰されてます。
★今回の企画を見させていただきなんとも言えない気持ちになりました。
★同じ人・物事に対する、違う人間がかかわることで生じる違う見え方を実感し、こういう形で取り上げられたことに対して感激しました。そして...
★デジタルという膜に半ば覆われているこの時代に、私も建築に携わる人間として日頃感じる...絶対的に必要なアナログの強さを感じることが出来ました。
★この企画にかかわった全ての方々に感謝いたします。ありがとうございました...
■大沼ショージ:1970年、横須賀市生まれ。鎌倉の遺跡発掘調査団員を経て、フリーのカメラマンに。「サンキ印刷」より譲り受けたカッパン機材を用いて「凹凸舎」を主宰。
★活版凹凸フェスタ2008■主催:朗文堂アダナ・プレス倶楽部■後援:本木昌造顕彰会■開催地:CCAAアートプラザ
この通りの向こうに新計画が決定の予感です...
スケスケ模型アップ!!
スキップフロアを繋ぐ中央部の階段が浮き出てます...
今年の12月で6年を迎えます...
賃貸の一室が空いたため、次の入居に間に合うように久し振りに訪問しました。
建物もまだまだ美しく、良好な状態でした!
ブナの木が紅葉しました!!今年も元気です。
コンクリートの肌に映えます。
西日がコンクリート面を撫でる...そんな瞬間があります。
凹凸も含めた現場の軌跡も含めてそんな時の打放しの表情が私は好きです。
葉が出始めました。今年もブナの木は元気そうです!
東京のど真ん中でも紅葉するのです!!
廻りにこのような光景がないぶん、新鮮です。
201号室の入居者決定しました!!
ご検討いただいた方々、どうもありがとうございました。
ブナの木が元気に葉を出しました!去年続いて植樹した桜も花を咲かせました。
ブナの木が紅葉してます。中庭を見ながらDKで食事をしていると何とも良い感じです。
ブナの木の他に、南天の木が加わりました。向かいにある教会が建て替えになるとのことで、譲り受けました。
南天の手前には雨水を貯める容器があります。クライアントが、雨水を植物への水やりに使ってます。
ブナの木は植樹一年を向かえ、今年も元気みたいですね。
植物の躍動にはいつも感心させられます。
一年後の姿です。打放しの美しい壁が朝日に照らされてます。
ブナの木も芽吹き始め、新緑の季節が楽しみです。
隣地境界に塀が設置されました。H鋼をうまく利用し、全体的な統一感を目指しました。
北側・西側にはセメント成形板、南側には風・光も取り込めるようにワイヤーを張りこれから緑をはわせます。
中庭にブナの木が植樹されました。環境にも耐えられるよう強い木を植えました。
葉も付き始めました。これから新緑の季節を迎えます。
工事が終わりました。
色々な方々の協力を得てヤマザキアパートメントは完成しました。
最終模型が完成しました。
工事業者も決定し、無事地鎮祭も終わりました。
いよいよ工事が始まります。
”めい”が”トトロ”に初めて出会ったあのシーン…”トトロ”のような建築をつくり”めい”のようにクライアントをワクワクさせたい…大島功市建築研究所でお茶でも飲みながら建築のお話しませんか!!!
クライアントの夢・設計者の夢・施工者の想い…たくさんの想いが込められた建築&デザインを東京都国分寺市/お鷹の森から発信!!!
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製作:お鷹の森の建築家/大島功市(設計事務所/大島功市建築研究所/一級建築士事務所) from 国分寺/お鷹の森のアトリエ
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